表紙帯より「『鄙』₍ヒナ₎とは、『都市部』から離れた『いなか』のこと。『鄙』と『都』の構図から見えてくものとは? 江戸の価値観を通して、現代社会が抱える矛盾に迫る。」◎ 現在、法政大学総長 「江戸学」を提唱している。 本の構成と無関係に気に入った部分の抜粋です「沖縄という鄙―…しかし沖縄が外国であったことを考えると、『復帰』という言葉はなんとも白々しく、もともと日本であったかのように思える言葉だ。たとえば...
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☆ この本により、異稿も掲載されてる賢治の詩集を買うことになりました。賢治は深い。長詩『青森挽歌』の出だし、「こんなやみよののはらのなかをゆくときは/客車のまどはみんな水族館の窓になる/…りんごのなかをはしっている/…。銀河鉄道にもシンボリックに「りんご」がよく出て来る。りんごは「…存在の芯の秘密のありかに向って直進してゆく罪深い想像力を誘発しながら、そのことによって、とじられた球体の『裏』と『表』の、つま...
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◎ ラストの文「…現在、実験は進行中である。私たちは、新たな星座を描こうとしているのだろうか。それとも、単に、動的平衡が体現する限りない可変性と柔軟性を、再び確かめようとしているだけなのだろうか。分けてもわからないと知りつつ、今日なお私は世界を分けようとしている。それは世界を認識することの契機がその往還にしかないからである。」「不足と欠乏に対して適応してきた私たちの生理は、過剰さに対して十分な準備が...
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「あらゆる意味で、できるだけ自給自足せよ。それが成ってはじめて、他と共生できるのだよ。そうしないと、科学が、宗教が、労働が、あるいは芸能が独走して、ひどいことになってしまう、と賢治がそういっている気がしてなりません。」「氷のような人間嫌い、だったからこそあれほど深く人間を愛することができた、と天沢退二郎が言ってます。」聖人扱いにして欲しくなくて、ざしき童子に賢治が出てきたという設定。「啓蒙主義の臭...
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アップするのが遅くなり、話題性が減りましたが、現状は変わってません長老で且つ現役研究者でもある、著名な「古典的生理学者」が、「本書の執筆を義務とさえ考え」て書いたとのこと。 ☆古き良き大学の良識・進歩派の大学教授というスタイルか。 以下抜粋「国立大学の独立行政法人化」により、「わが国の大学の伝統を無視し、学問の世界に企業の論理を持ち込み、わが国の生命科学を滅亡の淵に追い込みつつある。」「このよう...
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副題 株価対策と化した成長戦略「政権支持率は株価に連動する― そう信じて疑わない安倍首相が『成長戦略』の名のもとに、またも『暴走』を始めている。その一つは、法人税の実行税率の引き下げ。しかもそのための財源を中小企業向け増税でまかなおうというのである。そしていま一つは、公的年金の積立金による株式投資である。法人税の実効税率を引き下げて外資を導入し、経済成長につなげる。年金積立金の積極運用で成長戦略を...
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