五月の連休に屋久島に行ってきました。
私にとり日本100名山の63番目になる宮之浦岳に登るために。
びっくりしました、世界自然遺産になるだけのことはある
と、脱帽です。
東京から飛行機を乗り継いで島に着き、宿に荷物をおいて海岸沿いを散歩したら、小さな神社で沖縄によくあると聞く「がじゅまる」の木を見ることができました。
本州にはない根っこのたくましい樹木です。
翌日タクシーで淀川登山口に行き、頂上をきわめ、すいてる山小屋の鹿之沢小屋に泊まり、縄文杉、翁杉、三代杉等を見ながら下山しました。
杉の寿命は普通500年といわれてます。柱に使われるのは、50年生ぐらいでしょうか。
屋久杉といわれる杉は1000年生以上のものだということです。それ以下の杉は小杉ということです。一般に九州の杉は育ちが良くて、すぐ太くなります。だから年輪が粗いんです。だから強度が少ないんです。ところが屋久島の杉は年輪がとっても細かいんです。
油っけも強いんです。
それは、花崗岩の貧栄養で雨が多いいお蔭とのことです。
見れば圧倒される縄文杉は、ひょっとすると5000年以上生きていたかも知れないのです。山の中を歩いて色々の杉を見てこの杉を見ればさもありなんと思います。またこの地の杉は天然自然更新なのです。
植林なんて自然に逆らったものでないんです。そして混交林—広葉樹とまじってる---です。年老いて倒木してしまった杉の木の上にまた生えたりしてくるのです。
「三代杉」という木は一本の杉に見える木が実は三代に渡ってるというおもしろい木です。
また自然のたくましさなのでしょうか、屋久杉に「宿り木」ならぬ「着生木」が5~10種類ぐらいの木がくっついてるのです。ななかまど、つつじが杉の木の上で咲いていたりするのです。特にやまぐるまという木は杉に抱きついていたりします。
根っこまで抱きついて、すさまじい気がいたします。杉は標高600mから1300mぐらいまでで、1,000m程度でしゃくなげのジャングルの山道にでくわしました。花が咲けばさぞかし綺麗だろうと思います。1,700mも過ぎると視界がひらけ屋久島のクマザサと所々の岩の芸術作品の置物みたいのが見れます。
ほとんど雨にも降られず、視界もまあ良く、自然よありがとう!という屋久島の山登りでした。
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936m。鹿児島県、九州地方の最高峰で日本百名山の一つ。鹿児島県熊毛郡 (鹿児島県)|熊毛郡屋久町と上屋久町にまたがる。山域は、ユネスコの世界遺産「
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