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「街場のメディア論」 内田 樹  著 光文社新書  読書ノート

帯より― メディアの不調は日本人の知性の不調と同期している― 
「ジャーナリストの知的な劣化がインターネットの出現によって顕在化してしまった」
「命がけの知を発信するのがメディア・・・」
「・・しかし、実状を知っていながら、刑事事件になるまで、新聞は『知らないふり』をしていた。それでは新聞はメディアの責任を果たしていたと言えるのか。それ以上に『たちが悪い』と思ったのは、この『知っているくせに知らないふりをして、イノセントに驚愕してみせる』ということ自体がきわめてテレビ的な手法だったということです。」
「情報を評価するときに最優先の基準は『その情報を得ることによって、世界の成り立ちについての理解が深まるかどうか』ということです。」
「患者を上位に置くのは、一つには『批判されればされるほど医療の質は向上する』という教条主義的な思い込みがあるせいですけれど、それと同時に、医療機関も市場経済の淘汰圧にさらされるべきだという考え方がここには伏流しています。・・・低コスト、高品質の医療サービスを提供できる機関だけが生き残り、日本の医療水準はぐんぐん向上する、と、行政とメディアはそう考えていました。」  「メディアの『暴走』というのは、・・・そこで語られることについて、最終的な責任を引き受ける生身の個人がいない、『自立した個人による制御が及んでいない』ことの帰結だと僕は思います」 「『社会制度は絶えず変化しなければならない、それがどう変化すべきかは市場が教える』という信憑そのものが教育崩壊、医療崩壊の一因ではないかという自問にメディアがたどりつく日は来るのでしょうか。」
「『読者は消費者である。それゆえ、できるだけ安く、できるだけ口当たりがよく、できるだけ知的負荷が少なく、刺激の多い娯楽を求めている』という読者を見下した設定そのものが今日の出版危機の本質的な原因ではないか」
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こんにちは!

【山好き、旅好きの団塊世代日記】 当ブログは2007/1/29に運営開始いたしました!





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プロフィール

高田 学

Author:高田 学
少年時代は海と戯れ鎌倉育ち、故郷を離れ北海道で学業。その後東京にて工務店経営。
環境(省エネ)には特に詳しい。廃業後自由人。

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② 時事問題での皆様への問題提起
③ 旅や山行での報告感想  
等で 皆様の役にたてたら良いなと思うブログを書いてまいります。

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