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『日本の中枢の崩壊』 古賀茂明 著 を読んで


日本の中枢の行政・政治の現状認識を深めるには、役に立ちますけど、これからの政策・考え方・思想は近所の蕎麦屋のオヤジに毛が生えた程度、と思ってしまいました。「・・・日本人は勤勉で働き者だから・・・生産性を向上させる・・・だめな産業・企業は淘汰されねばならない。・・・」 竹中平蔵の構造改革をもっと進めればよかったという、安易な受け売りみたいなことを言う。 こんな超エリート主義の役人は、やはり違う意味で首にしたほうが良いのではと思いましたね。浜 矩子、神野直彦さんの経済学等の本を読んで、東大法学部の人は、世界の日本の人達に役に立つ経済のことをもっと勉強してもらいたいと思ってしまいました。 抜粋「」
「私がもっとも驚いたのは、震災がおきるやいなや、信じられないことに、これを増税の千載一遇のチャンスととらえる一群の人達が即座に動き始めたことだ。震災対応よりもはるかにスピーディな対応。驚くよりも悲しかった。」「東電は民間企業とはいえ、お役所体質と隠蔽体質ではおそらく役所以上であることは累次の原発不祥事を追及したきた民主党の政治家が知らないはずがない。」「『東電は自分たちが日本で一番偉いと思い込んでいる』という話しを何回か聞いた… 東電は経済界では断トツの力を持つ日本最大の調達企業であること、他の電力会社とともに自民党の有力な政治家をほぼその影響下に置いていること、電力総連という組合を動かせば民主党も言うことを聞くという自信をもっていること、巨額の広告料でテレビ局や新聞などに対する支配を確立していること、学界にたいしても直接間接の研究支援などで絶大な影響力を持っていること、などによる。」「東電の序列は総理よりも上なのか」 そう思っていたんです東電は!「経営幹部の影響下にある軟弱なプロデューサーは、東電批判につながる内容になると、直ちに批判色をなくすよう現場に強力な命令を下したと言う。」  「原子力村という閉鎖空間にどっぷりつかってガラパゴス化した産官学連合体も恐ろしい。…何十年という歳月をかけて築かれた日本の構造問題そのものである。未曽有の危機だから、極めて分かりやすいかたちで、国民の目の前に晒されたに過ぎない。『日本中枢の崩壊』の一つの縮図が、この危機に際して現れた、そういって良いだろう。」ここまでの現状分析は鋭い。
公務員制度改革・財務省批判について「無論、財務省は国税庁を脅しの道具につかっているなどとは絶対認めないだろうが、査察や調査と霞ヶ関批判の記事の間には、ある種の因果関係が存在すると感じているマスコミ人は多いはずである。」 この人は渡辺喜美の公務員改革、大賛成だ。
小泉・竹中構造改革を途中でやめずに徹底的にやれ、という主張 以下
「…霞ヶ関は自民党の守旧派と組んで、内閣が退陣した途端、小泉・竹中構造改革に対するネガティブキャンペーンを一斉に始めた。残念なことに、民主党もこれに乗ってしまった。マスコミを使って、…『格差社会を助長しただけの小泉・竹中改革は悪以外のなにものでもない』と国民に吹き込んだ。」零細兼業農家を保護するな、「平成の『逆農地解放』だ。『土地を解放して小規模農家から大規模農家へ』と、」また「農業にもプラスになるFTAとTPP」と、「富裕層を対象とした高級病院を作れ… 医療に株式会社の参入をさせろ…」と主張する。 被災地域の漁業は大企業の株式会社にまかせて、漁民はその会社のサラリーマンになれというのと、同じですな。
                                           23/07/31   田  學
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【山好き、旅好きの団塊世代日記】 当ブログは2007/1/29に運営開始いたしました!





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プロフィール

高田 学

Author:高田 学
少年時代は海と戯れ鎌倉育ち、故郷を離れ北海道で学業。その後東京にて工務店経営。
環境(省エネ)には特に詳しい。廃業後自由人。

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③ 旅や山行での報告感想  
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