
沖縄というと、「ひめゆりの塔」・戦闘で20万以上の日本人が死んだ地、戦陣訓の強制により一般人も自害させられた地。というイメージがこびりついていて、キレイナな海で観光という気分になれなかった。
しかし『本土の人間は知らないが 沖縄の人は みんな知っていること』―沖縄・米軍基地 観光ガイド- 矢部宏治 文 須田慎太郎 写真 の本を読んで、少し仕事がラクななったので急遽、この土・日・月と2泊3日、レンタカーを借りて沖縄の島を一周して来た。
米国内では絶対作り得ない、危険な普天間基地が一望できる 嘉数高台公園。
嘉手納基地を監視?できる望遠鏡を屋上に据え付けてある、道の駅かでな。
大規模に移設・新規?に飛行場基地を日米がもくろんでる辺野古沖を監視する テント村。
ヘリパッド建設予定地の北部演習場近隣の東村高江のヤンバルクイナを守る等の テント村。
そして 首里城、勝連城跡、斎場御嶽 の琉球王朝の聖地。島の北端 辺戸岬。
そして,気が暗くなる、ひめゆりの塔、ついでに 東京の塔、それから、だだっ広い施設の多い平和祈念公園 等々をめぐった。
行きと帰りの飛行機で『沖縄生活誌』高良 勉 著 岩波新書 を読み終えた。
それで沖縄について考えたこと。たった2泊3日であったけど、沖縄は琉球王国であったんだんだということ。なんで祖国復帰になって、琉球国独立にならなかったのか不思議です。小中高そして大学の先生等のインテリがそう指導したため?なんで? 首里城、斎場御嶽等を大切にするなら当然独立じゃないかと思うんだけど。江戸時代、日本国(薩摩)が侵略して併合したように思えるけど。北海道もアイヌをだまして日本国が侵略したけど、内地人ばかしになって、アイヌ人は少ないから独立というのも変? 琉球の人はみな琉球人じゃないのかな?そしたら自分たちの国をと思うんだけど、こんなに日本国に利用され足蹴にされて、「アメリカ様、沖縄を差し上げますからどうぞ軍事基地を作って下さい、そのかわり日本を守って、私を好きに利用して」とか言ったとかいう元首様とそれに同調する日本国民大多数とは縁を切ったほうがよろしいのではと思うんですけど。そう思っている沖縄の人とても少ないのが、寂しいですね。
でも平和祈念公園内の〈平和の礎〉の沖縄の地での戦没者全員の名(23万8408人現在)が刻み込まれている御影石の列はすごいですね。沖縄人の、一人一人を大切にするんだ、戦争で奪われていけないという平和への熱意がひしひしと感じられますね。
私が見に行った、津波に家がさらわれた南福島の海岸は何事もなかったかのように、きれいだった。それと同じように沖縄の〈平和の礎〉から見える海岸もとてもきれいでした。
写真はバス停屋根のシーザー
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