「男の死に方」―戦争で生き残った者の責務― 清水信次 著 読書ノート
帯より「出征、敗戦、多くの戦友を失うも、生かされた命をもとに、戦後の闇市を経て日本最大級の食品流通センターをつくり上げた男が語る80年」
商売の原点「商売というものは、多くの人に助けられて成り立つものだ。単に金儲けをしようというだけでなく、自分を支えてくれた人たちに何としても報いようとする気持ちが伴って、初めて商売は前にすすむものではあるまいか。」
バブルのとき、一時的に弟に社長を任せたが、バブルに浮かれた弟によって危うく商売の原点を忘れ、中国進出に失敗したヤオハンと同じ運命をたどりそうになった。
『国民生活産業・消費者団体連合会』を立ち上げる。
「混迷を深める流通産業と全国の消費者団体の大連合によって、日本の国民生活の防衛と国家の発展を願おうということである。いま、名門百貨店・各種専門店を含む小売業界では、すべての企業が盲目的にアメリカの市場原理主義に振り回されている。…この盲目的なアメリカ至上主義の代名詞『グローバルスタンダード』の強制により、各産業が重大な打撃をこうむっているのは明らかだ。だが、それについての警鐘が日本では依然として脆弱で、本当に情けなく思うときがある。…つまり、生活のソフト面を守る団体を、それをつくるために力を尽くしたいと考えている。」
『生団連』と今は呼ばれ、行革の公約実現が最優先 性急な消費増税には反対している。
となると、小沢一郎の最大の応援団といえるのでしょう。
また『日中協力委員会』設立に力を注いでいる。
「日・中・韓の協力一体を図り、北米・中米・南米の米州圏、EUの欧州圏と同等同格の規模の世界的くくりを実現し、地球規模での安全・安心・安定、恒久的な平和に貢献しなくてはならない。そして、二度と過去の過ちを犯さぬよう、正しい歴史認識と総括を経て、世界平和に貢献することが、私たちの使命だと思うのだ。」 2012/0720
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