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高野山 町石道を歩く

昨年12 月11日、東京を朝、新幹線で京都に行きまだ歩いていない嵯峨野の寺院を散策した。嵐山の渡月橋、天竜寺、常寂光寺、祇王寺、大覚寺、釈迦堂の初冬の景色を楽しんで、JRにて大阪を通らずに奈良方面をたどって、橋本から南海鉄道九度山駅に夕方着いて、町石道(ちょういしみち)を早朝より歩くには、ここしかないという中川旅館に泊まる。客一人、年寄りの主人で食事が作れないのか、外に住んでる娘さんが町の食事のできる温泉場に車で送り迎えしてくれる。朝はこの地の名物の柿の葉寿司を昼と兼用の弁当を持って、早朝に出発する。
20分程度村落を歩いて、町石道の基点の慈尊院に着く。空海の母が住したことで知られる。空海が月に九度も山を下りて母を訪ねたというのが地名の由来とか。道すがら一町(108メートル)ごとに町石(宝塔)があり高野山の中心壇上伽藍まで180塔ある。歩く時の目安になる。登り始めは柿の木が山の上のほうまで植えられており、そこにて朝食。入り口の大門まで、全ての道が一間幅程度の山道で、総じてなだらかな登りで森林浴もでき気持ちよい道であった。
初冬なのに中腹から雪で道が白くなっていた。174塔あたりで入り口の大きな大門に着いた。山の上に大きな舗装道に観光バス等で変なまちがった現世にたどりついてしまったような気がしてくる。山道ほとんど人に会わなかったし、宝塔ばかし見ていて、修業者になった気分になったのかしら。歩き始めて六時間半程度かかって、高野山宿坊組合が斡旋してくれた、「報恩院」に着いた。そこも宿泊者一人、大きななぜかステンレスの大きな浴槽につかり手足の冷えを癒した。あまりの冷えで、湯につけた手足が痛く感じた。夕・朝の食事はもちろん精進料理、豆腐と野菜の天ぷらばかしで、肉っけがなく体力回復するのかしらと思ってしまうが、お坊様もこっそり肉・魚を食べてるのではと思ってしまう。早朝お坊様方に混じって私一人、本堂にて読経のお勤めに参じた。寒いことこの上ない。
翌日高野山の壇上伽藍の根本大塔と、金剛峰寺、女人堂、奥の院弘法大師御廟にお参りした。奥の院への参道が大木の杉木立と鎌倉時代から現代の企業までのでっかい供養塔(法然・信長・パナソニックまで)だらけ、異様な別世界であり、その奥に空海の御廟があり、まだ生きていると考えて日々お給仕をしているという。
高野山の頂上台地になんとたくさんの空海ゆかりの寺院の多いことか100を超えているようだ。心をつかさどる宗教になぜある面で贅をつくした寺院・仏像が必要だったのでしょうか?人間の弱さゆえなのでしょうか?金のある貴族・権力者たちの信心がなければならなかったのでしょう。
この町石道は空海の時代から、「行」のための道であったという。「一歩一歩仏の浄土が開かれる思いで登られている。
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【山好き、旅好きの団塊世代日記】 当ブログは2007/1/29に運営開始いたしました!





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プロフィール

高田 学

Author:高田 学
少年時代は海と戯れ鎌倉育ち、故郷を離れ北海道で学業。その後東京にて工務店経営。
環境(省エネ)には特に詳しい。廃業後自由人。

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