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「路地裏の民主主義」平川克美 著    読書ノート

◎表紙帯より、『裏道から覗けば 政治の嘘や欺瞞が 透けてくる』 とあるが多少軽い内容。
著者のスタンス「…しかしだからと言って、不公正や横暴がまかり通ることや、戦争への危険を手をこまねいて見ているわけにはいかない。思想的拠点は存在しなくとも、わたしたちには、生活の拠点がある。息の長い、実感の伴った生活の場から、いまの状況を見つめ直すことはできる。」

《国民国家の賞味期限》…「新手の超国家主義イデオロギーが生まれてきた背景には、先進国家が現物の市場としては飽和しており、総需要が減退し、一国内の経済活動では成長が望めなくなったということがある。…同時に、ほぼ同時期に生まれた国民国家というものもグローバリゼイションによって賞味期限を終えようとしている。」⇒《自立する地域経済》…「商店街を成り立たせているのが、周辺に暮らす人々の生活であるように、一国の経済の主役は、まさに路地裏に暮らす人々の生活なのだ。」
《長寿の国の帰結》…「少子化の原因は、貧困や将来に対する不安ではない。・少子化は、社会発展の帰結としての消費化、晩婚化によるのであり、それはわたしたちが求めて来た社会像であった。長寿の国は、理想の実現でもあったのだ。…少子高齢化に立ち向かうのではなく、少子高齢化に適合するような社会制度をつくるのが本筋である。少子高齢化に抗(アラガ)って、経済発展を強調すれば、非効率部門は切り捨てられ、貧富格差はさらに拡大することになるだろう。家族がセーフティーネットを果たせなくなった時代に、この役割を担う制度や、中間共同体を作り出すことができるかどうかが、いま私たちが考えるべきことである。」☆どんな中間共同体なの?答えてよ!
《お祭り気分への同調圧力》…NHKでオリンピックの成果と課題として、「国威発揚、国際的存在感、経済効果、都市開発、スポーツ文化の定着、を挙げていた。…オリンピックの精神と関係あるのか?・・・復興五輪でなかったの?2020年にそんなこと言えば袋叩きにあうかもしれない。沸立つ同調圧力は、異論を許さない。…お祭り参加できないやつは出ていけといわんばかりの空気に覆われた東京が、どうしても好きになれない。」☆同感
《欲望産業栄えて、人心荒廃す》…「『カジノで経済成長を』法案は、戦時中の『ヒロポンで活力を』というキャッチフレーズと同じ響きを持っている。…この『お金儲け本音主義』に対抗できるのは、弱々しい人間の品性だけである。…コツコツと働いていけば報われると信じられる文化が必要であり、弱者でも助け合って生きていける仕組みが必要なのだ。…少子高齢化した成熟国家に欲望産業は似合わない。」
☆じゃー、どういう仕組みなの?
《…縮小均衡経済への倫理》…「必要なのは成長でなく、縮小した経済に合わせた社会をつくる事です。」
《嘘とデマと大言壮語の時代》…「法治主義の基本精神」からずれてる政治家…「この解釈改憲が及ぼす影響は、安全保障の問題にとどまらず、日本人の、法に対する信頼や、自らの言葉に対する責任というものが、深いところで毀損されていくことになる。……こんなことをしているうちに、言葉は毀損され、嘘でもデマでも、言い続けた方が勝ち、声のでかい方が勝ち、賛同者が多ければ嘘でも本当になる、といった悲しい国柄になってしまわないかと、心配である。・インチキがまかり通る独裁国家になりはしないかと、わたしは本当に心配しているのである。」☆もう間に合わないのかな?    7/23記
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こんにちは!

【山好き、旅好きの団塊世代日記】 当ブログは2007/1/29に運営開始いたしました!





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プロフィール

高田 学

Author:高田 学
少年時代は海と戯れ鎌倉育ち、故郷を離れ北海道で学業。その後東京にて工務店経営。
環境(省エネ)には特に詳しい。廃業後自由人。

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③ 旅や山行での報告感想  
等で 皆様の役にたてたら良いなと思うブログを書いてまいります。

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