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2019年 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

十勝池田に移住して、早や5年半経ちました。やっとこの町の様子-気候(寒さ・風・雨)、・野菜のでき方・農家さんとの付き合いかた・買い物の仕方等々が、なじんできた感じがいたします。
1年ぶり12/15日に26回目の読書会・《松浦武四郎の関連本を読み、武四郎の足跡・実像を探り、北海道の開発の端緒・歴史を知る》の題目で、行いました。
北海道命名150年、名付け親?の武四郎生誕200年ということで、蝦夷地から北海道に替わって行く歴史を、それなりに勉強したかったのです。武四郎は、最初《北加伊道》(ホッカイドウ)の名を薦めたようです。蝦夷という字は、音読みですと、《カイ》と読めるのです。あくまでホッカイドウは、《アイヌの住む地》としたかったようです。
武四郎は延べ6回にも及ぶ蝦夷地探査でもって、マニアチックに地名・川の名など、徹底的に調べ上げ、アイヌの人たちの人別長を細かく調べると同時に、松前藩や悪徳漁場商人たちによるアイヌの人たちへの奴隷的扱いを調べ上げそして、それに憤怒し、アイヌ民族を滅ぼしてはいけないと考えたようです。
武四郎わが身ひとつでは、如何ともしがたく、最後までアイヌ救済の提言書を出したが、受け入れられるはずもなく、止む無く、北海道開拓使判官の辞表を叩きつけ?てしまいました。その後は、趣味の古物蒐集家に逃げ込み、その後、旅は多くしたが、アイヌに顔向け出来ず、二度と北海道への土を踏まなかった。趣味の世界の《武四郎涅槃図》のごとく大往生を遂げたことになったようです。
明治政府は和人地(函館・江差あたり)と蝦夷地(アイヌの暮らす所)と別れていたのを、明治2年8/15、全域を「北海道」と命名し、「名実ともに日本国の領土に編入された。そして住民であったアイヌ民族も日本国民に組み込まれ、先住民族としての独自の社会や文化の存続が否定され、和人への同化が、一層強化されることになった。明治維新により、アイヌ民族の置かれていた厳しい状況は、改善されるどころかむしろ悪化していたのである」(『北海道の歴史』関秀志著より)
☆何故だ? フランス革命等の西欧の文化を取り入れた文明開化の明治維新で、しかも新天地の北海道では、より文明開化を実践しやすかったのではないか? 函館戦争の時の榎本武揚の「蝦夷共和国」だったらどうなっただろうか? 開拓使役人養成学校の札幌農学校の学生は、超西欧風教育を施されて、異教徒(アイヌ)は抹殺せよ、と学んだか? まさか。西欧化は、日本人お得意の、表面だけの物真似なのだろうか? まぁ-明治以来、近代化の≪胆(キモ)≫である、《個人》と《社会》はまるで根付いてなく、『世間』さまが跋扈(バッコ)していて、時に『法』さえも、《世間様》にねじふせられるようですが。
アイヌの人々を無視しての、和人の開拓の事等を考えますと私がここにいる・住んでいることの、居心地の悪さを感じてきます。アイヌ民族にとっては、北海道命名150年は、《アイヌ民族否定150年》になってしまいますね。何で今頃、先住民族と≪明記≫するって、150年遅い! 例のオリンピックで《世界にカッコつける》ためか?アイヌは観光資源か?アイヌ関連施設を作って、土建屋を潤わすためか?・・・

居心地の悪さといえば、理屈が通らない国会、忖度ばかりで、法でさえ曲げてしまう世の中、同調圧力多く、出る杭はうたれてしまう、村社会・・・。大学まで行って学んだ科学(理屈)を嘲笑するような為政者や世間様に、諦観を感じてしまいますが、でもまぁ、自分で出来る何かをと考える気持ちはあるのです。・・・
しかし、夜明けの雪原、太陽に照らし出される山並み、凍てつく大地・・そんな自然の中に住むのは、居心地は良いのです。寒いけど、服を着れば暖かい。

知求庵と名付けた別棟(トイレ付一部屋)を作りました(9/15完成)。片流れの太陽の陽射しをいっぱい受ける家です。まだ東京で税理士稼業で働いております女房が、来訪もしくは、同居した時、今の母屋では狭いのが、理由のひとつです。
読んだ本、読みたい本、読むべき本を本棚などに並べて、知的欲求を満たしていきたいと考えております。北海道開拓関連本、アイヌ史、日本近現代史・思想、経済、小説等、ありますが、知を求める人に答えられるような本をもっと取り揃えようと思っております。窓からの景色もこれぞ十勝です。
時に、きれいな音楽をしっかりとした音量で、堪能し、英気を養おうと考えております。クラシック・ジャズ種々あります。よろしかったら聴きにおいでください。
暇になった大人の知的欲求を満足させる、本屋さん・「知求庵」みたいになりたいとも考えましたが、無理なようです。また女房が居るようになったら、税理相談もできるスペースにもなるようにと、考えております。
「知求庵」の造りは、それなりの妥協はしましたが、地産地消で、自然素材を多く使い、自立循環型住宅・環境性能の高い建物をめざしました。集熱と太陽光発電が一緒にできる、屋根材一体型「そよルーフ」システム(北海道で初)で屋根を作り、床暖房をします。補助暖房には、ペレットストーブを使っております。CO2零住宅であることは、まちがいありません。
自然に溶け込んだ、仙人のような生活にあこがれますが、文明に毒され、文化に親しんでしまった以上は、それなりにしかなりません。
寒さにめげずに、鶏は卵を産んでくれますし、山羊は来春どうやら、乳を搾れそうです。柴犬と私は、部屋の中で、ヌクヌクと暮らしております。

あなた様にとり、実り多き良い年になることを祈念しております。

                                        2019年 正月  



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こんにちは!

【山好き、旅好きの団塊世代日記】 当ブログは2007/1/29に運営開始いたしました!





皆さんのお力になれるような記事を 書けるように勤めます!


プロフィール

高田 学

Author:高田 学
少年時代は海と戯れ鎌倉育ち、故郷を離れ北海道で学業。その後東京にて工務店経営。
環境(省エネ)には特に詳しい。廃業後自由人。

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② 時事問題での皆様への問題提起
③ 旅や山行での報告感想  
等で 皆様の役にたてたら良いなと思うブログを書いてまいります。

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