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SDGs持続可能な開発目標   蟹江憲史 著  読書ノート

◎帯裏書 「変格なきところに 持続可能な未来はない! SDGsは国連で採択された≪未来のかたち≫だ。
健康と福祉、産業と技術革新、海の豊かさを守るなど経済・社会・環境にまたがる17の目標があり、2030年までの達成が目指されている。『誰一人取り残されない』ために目標を設定し、達成のための具体策は裁量に任されているのが特徴だ。ポスト・コロナ時代に、企業・自治体・そして我々個人はどう行動すべきか、第一人者がSDGsのすべてを解説する。―理念から行動までを解説。

・はじめにより ≪課題の連鎖から格差の拡大へ≫-「東大の学生の親の62.7%が年収950万円以上で、国全体の12%程度を大きく上回っているという事実は、格差が再生産され、社会の固定化の恐れ・・、こうした課題解決の糸口を与えてくれるのが、SDGsである。・・課題が解決された状態を想定して、そこからさかのぼって、どうすればそこにたどり着くか考えることは、課題解決への新たな視点を与えてくれる。」 
・≪SDGsとは何か≫「総合力のある成長目標」「17の目標169のターゲット」
・二つの理念 ①「変革なきところに持続可能な世界はない」 ②「誰一人取り残さない(取り残されない)」
② Leave no one behind. or No one will be left behind.
・五つの原則 ①People(人間) ②Planet(地球) ③Prosperity(繁栄) ④Peace(平和) ⑤Partnership(パートナーシップ) 五つのP
・「新しいコミュニケーション戦略としてのSDGs」 表現の妙・たくみ巧

◎SDGsの特徴 ①仕組み ②測る ③総合性 
①仕組み― 「ルールの無い自由な仕組み」「目標ベースのガバナンス」-未来の目標を描く、目標ベース
②測る― 「進捗を測って評価する」、内閣府の「地方創生SDGsローカル指標」、「共通指標と独自指標」
  〈企業の行動を測る〉ESG投資、Enviroment,Social,Governance,を行うために、企業のSDGsへの対応を測る。 日経SDGs経済大賞の授与開始
③総合性― 文化の側面以外で、包括的・総合的?社会の骨格をかたちづくる目標。 ☆文化・芸術が無いのは、片手落ちではないか?心配である。
・持続可能な開発の定義 『将来の世代のニーズを充足する能力を損なうことなしに、今日の世代のニーズを満しうるような開発』 現在の世代と将来の世代との公平性。新定義『現在および将来の世代の人類の繁栄が依存している地球の生命維持システムを保護しつつ、現在の世代の欲求を満足させるような開発』
・≪SDGsの全貌≫17目標が全体として一つの目標体系、相互に連携してる。

主要単語・Resilient強靭な、Social Inclusion(社会的)包摂 ☆マルクス主義の包摂はSubsumption
・8ゴール 働きがいも 経済成長も 包摂的且つ持続可能な経済成長及びDecent Work(働きがいがある)
・11ゴール≪住み続けられる街づくりを≫のコメント、「資源効率、気候変動の緩和と適応、災害にたいするレジリエンスを社会全体で包摂的に扱うような総合的政策導入は、地方自治の魅力を増すためにも重要」
・ 「SDGsの重要ポイントは、普遍的な世界の目標と、身近な習慣や慣習をいかに整合させるかにある」
・「SDGs で必要になるのは、政策の調整機能の強化と同時に、政策実施の最初の段階から、さまざまな省庁やステークホルダーが対等に参加して課題解決を行う仕組みである。
・企業の社会的責任CSR、「情報開示や説明責任を積極的に果たすことで、社会における責任ある存在としての企業、という立場を明確に示す。」 『四方良し』=売り手良し+買い手良し+世間良し+未来良し
・≪SDGsを活用したマッピングへ≫、事業・企業活動とSDGsとを関係づけ、示すこと。→貢献度を測る
・「Society5.0も第4次産業革命も、社会のありようは自立分散協調的な方向へと向かう。」 ☆難解
・≪SDGsと中長期経営戦略との統合≫・・・「SDGsが目指すところを企業の文脈に翻訳したうえで、経営戦略のなかに落とし込んでいく作業が必要になる。」 内閣府『地方創生SDGs金融・調査研究会』を立ち上げ・・
・『環境モデル都市』・『環境未来都市』の後継プログラム⇒『SDGs未来都市』3年間計93都市が選定、内『自治体SDGsモデル事業』に選定され補助金がついてモデル事業を実施。
・上川郡下川町、3300人の町、循環型森林経営で。 補助金なしで経済的自立・循環モデルへと昇華できるか?
・『覆水別の盆』・水をこぼしたとしても、別の盆が拾ってくれる。SDGsの目標達成を目指すに必要な心構え。
・推進のための、内閣府2019/8月『地方創生SDGsローカル指標』110頁、自治体への翻訳。

・≪日本政府の取組≫―2016/5月 SDGs推進本部 総理大臣が本部長 関係者の推進円卓会議、事務局は内閣官房、実質的には外務省が担う。年2回円卓会議。 ⇒『SDGs実施指針』2016/12月 策定 後2,019末
  改定版。 ①『ジャパンSDGsアワード』良い取り組みの表彰制度 ②『SDGsアクションプラン』毎年の提示…
  プラン三つの柱 ⑴『Society5.0』の推進 ⑵『SDGsを原動力とした地方創生』 ⑶『SDGsの担い手としての次世代・女性のエンパワーメント』
・≪自分ごと としてのSDGs≫ 「個別利益と全体利益の整合性をもたせるためのチェックリストとしてのSDGs」   ・・・21世紀を生き抜くための最低限の目標としてのSDGs
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こんにちは!

【山好き、旅好きの団塊世代日記】 当ブログは2007/1/29に運営開始いたしました!





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プロフィール

高田 学

Author:高田 学
少年時代は海と戯れ鎌倉育ち、故郷を離れ北海道で学業。その後東京にて工務店経営。
環境(省エネ)には特に詳しい。廃業後自由人。

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